Complete text -- " ときには視点を変えて"
27 January
ときには視点を変えて
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マンネリ化した生活からの脱出?
今日、初めて大阪の南港(大阪市住之江区)に行きました。
南港という場所を聞いたら、関西人は遊園地や買い物施設、水族館などの観光地としてイメージを持つ方が多いでしょう(私もそうでした)。しかし、今日行ったのは、まさに物流・運送の要と言ってよいほどの場所でした。
行きは車でしたが、用事を済ませた後は電車で帰らなければならず、一番近い駅まで30分歩かないといけませんでした。私は普段殆どが車での移動で、あまり体を動かすことがありませんから、良い機会だと思って歩きました。
歩きながらキョロキョロと周りを見ると、あまり今までお目にかかったことのない光景でした。殆どが倉庫ですから建物はとにかく大きい。港を見れば、物を運ぶ用の船がたくさん停泊しているし、道路は殆ど大型トラックしか走っていません。
30分歩いて私がすれ違った歩行者はたった2人、自転車に抜かされたこと1回。歩道は殆ど人が歩かないのか、雑草が伸びきって枯れ、それが足にまとわりつく箇所も多々あり、排気ガスの量が凄くて臭いわむせるわで、「散歩」というような良いものではありませんでした。
しかし、それとは反対に、運送業の凄さを感じました。FGB会員の方に毎月お届けしている機関誌もそうですが、一昔前に比べて物を送る料金が安くなりました。物が届くまでの日にちも、そこそこかかるイメージでしたが、最近では1日〜2日で届くのが当たり前だと私は思ってしまっているぐらいです。おそらく、経済の状態が悪くなってからは、どこの会社も人員を整理し、少ない人数で早くて安いサービスを提供しているのでしょう。これは凄いことだと感動しました。
このように、時々、自分の生活している場所を離れ、畑違いの職業を見ることはいいですね。マンネリ化した考え方を変える良い機会となり、明日からの自分の本業にも何か良いアイデアが与えられるのではないかと期待しています。
見よ。わたしは新しい事をする。今、もうそれが起ころうとしている。あなたがたは、それを知らないのか。
イザヤ43:19
by 辰巳玲子(事務局)
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