29 July

７月29日（金）　ノース（北）シアトルチャプター・ランチョン

　お祈りを感謝します。

　今日はノース（北）シアトルチャプターのランチョンに連れて行っていただきました。シアトルの北ということで、シアトル南部のケントという町にあるボブさんの家からは、州間高速道路（といっても無料です）５号線でシアトルの町を通り抜けて反対側へ行かなければなりません。今日は渋滞がひどくて、時間がかかりました。
　このチャプターは毎週金曜日に昼食会を開いているのです。会場はＩＨＯＰ（インターナショナル・ハウス・オブ・パンケーキ）というファミリーレストランで、今日は１５人くらいが集りました。１２時に始まり、食事をしながら証しを聞き、ほぼ１時には終わります。１時間の昼食会なので参加しやすいですね。ちなみに、ＩＨＯＰ「インターナショナル・ハウス・オブ・プレイヤー」という有名なとりなしの祈りのための施設がありますが、当然このレストランとは関係ありません。
　ボブさんが世界大会の証しをし、私も時間をいただいたのでＦＧＢを通して与えられた恵みを短く証ししました。そして全国大会のために祈ること、日本車を見たら日本のために祈ることをお願いしました！

　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　一番奥にいる恐そうな人が、実はこの日のメインスピーカー

　メインスピーカーは、イタリア系のアメリカ人の方で、ご自分の人生を語られました。お父さんが早く父親（彼の祖父）を亡くしたので、父の役割を知らずに育ったこと、自分はレスリングをして、レスリングが強くなれば心に満足があるだろうと思っていたこと、しかしイエス様に出会うまでは本当の満足がなかったことなどを証しされました。今は不動産会社で仕事をしながら、伝道しているそうです。
　参加者の中に、電動車椅子で参加しているスティーブ（だったと思います）という５０歳くらいの方がいました。彼は毎回、喜んで昼食会に来ているそうです。脳性マヒらしく、手も不自由ですし、話もしにくいのですが、主にある交わりをすごく喜んでいました。
　昼食会の後、ボブさんが車の部品を買わなければならなかったので、いくつかのカー用品店を回りました。３０分くらいかかったでしょうか、それから元の道を戻って来ると、何とスティーブが電動車椅子でやってくるではありませんか。彼は昼食会があったレストランから、一人で電動車椅子を操作して家に向かっていたのです。その場所まではレストランからかなりの距離があります。そこを彼は文句も言わず、むしろ賛美しながら帰っていくのです。アメリカの道路は広いし、車も大きいし、車椅子で移動するにはとても危険だと思います。しかし彼は、そんなことを気にもせず、誰にも頼らずに、喜んで主のために毎回参加すると聞いて、とても感動しました。
　ボブさんがかつて、テレビの番組の収録で彼にインタビューしたことがあるそうです。「あなたは障害を持っていますが、すごく幸せそうです。何か秘訣があるのですか」と聞くと、彼は（話すのも大変なのですが）「障害ごときに主から喜びをいただく邪魔をさせないようにしています」と答えたそうです。すごいですね。

　今回の昼食会の場所が、たまたま私が６年前に勤務していた「ノースビーチ小学校」（昨日のエマーソン小学校と二校に勤務していました）に近かったので、少し立ち寄りました。夏休みなので誰もいないと思っていたら、たまたま学校の管理人をしていたベトナム人（？）の方がおられ、しかも私のことをよくおぼえていてくれて、むこうから声をかけてくれました。今でも当時の先生方が何人もおられるそうです。なつかしかったです。

　またまた余談ですが、夕方、ショッピングモールの本屋さんに行って驚きました。何と「ＭＡＮＧＡ（漫画）」のコーナーがあるのです。そして多くが日本のマンガでした。昨日のテリヤキ同様、マンガも英語になっているようです。

　　　　　　　　　　

　明日はタコマという町で日本人教会を牧会している竹内先生が集会に招いてくださっています。主が共にいて、聖霊の臨在にあふれた集会になるようにお祈りください。


　　　　　　　　クリック⇒世界大会＆アメリカレポート　トップページ

　　　　　　　　クリック⇒ＦＧＢジャパン全国大会に参加しよう！

　　　　　　　　クリック⇒ＦＧＢジャパンＨＰ（ブログ版）　トップページへ