日本の現状は？　その１

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多くの国々や地域でトランスフォーメーションが起こったのは、危機的状況に瀕したことがきっかけでした。たとえばフィジーでは民族的抗争がクーデター未遂にまで発展し、内戦状態になりかかったとき、教会が初めて一つになって神と人の前に悔い改め、祈ったことから始まったのでした。

しかし、トランスフォーメーションが起こるために、必ずしも危機的状況が必要ではないことを、バヌアツという国の例が物語っています。この国ではレイノルド・ボリ師が地域の教会の和解と一致のために行動を起こしたことがきっかけで始ました。その地域のために、その国のために立ち上がる人がいるのかどうかが重要であって、危機的状況はそのきっかけとして用いられるということが分かります。

ところで、日本はどうでしょうか。危機的状況にあるのでしょうか、ないのでしょうか？

先日、ＦＧＢ神戸の祈り会でそのことを話し合いました。結論は「危機的状況にある」ということでした。一般の人たちはともかく、クリスチャンがそれを見えていないとしたら、顔に覆いをかけられているのではないか。あるいは、見えていても何もしないとしたら、それはそれで大変なことである、と。

日本の現状を見てみましょう。身近なところで大きな事件がないでしょうか。

奈良の女児殺害事件があったと思ったら、先日は広島で小学校一年生の木下あいりちゃんが殺害され、ダンボールに入れられて捨てられるという痛ましい事件がありました。このような猟奇的な事件が続いています。

日本でも、気がつけば悪魔が大手を振って歩いて、多くの人々を不幸にしていないでしょうか。私たちクリスチャンは、今こそ神の力がこの国に圧倒的に下るように祈り、行動するときではないでしょうか。

　「トランスフォーメーション」を正しく理解するために

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　　　　ＦＧＢジャパンは日本にトランスフォーメーションが起こることを願っています！
　「トランスフォーメーション」は、多くの人が考える「リバイバル」の概念とは一線を画しています。
　神ご自身が圧倒的な力をもってその地域に臨まれ、教会が変わるのはもちろん、政治、経済、教育、福祉、産業など、社会のあらゆるところに神による変革が起こっていくのです。祝福は自然界にまで及び、不毛の地からあらゆる作物が豊かに実り、死んでいたサンゴ礁が生き返り、魚がいなかった海に大きな魚が戻ってくるなど、驚くべき奇跡が次々と起こっています。まさに御国が来て、それが広がっていくという状態です。
　ジョージ・オーティスＪｒ．師によれば、「トランスフォーメーション」とは地域（国）が次のような状態になることです。（定義）
1. 神の恵みと臨在が、まるで洪水のように、その地域社会や町、あるいは国家の価値観と制度までも飲み込んでしまっている。
2. 神の聖霊が、単に「火が呼び出された」程度ではなく、「まるで炎が降り注いでいる」ように働かれている。
3. 超自然的な神の力が「侵入」してきたために、通常の社会的発展過程がストップしている。
4. 「神の国の訪れ」が人間の五感で認知できるほど明確であり、だれも否定できないほど明らかに地域の文化にインパクト（衝撃）を与えている。
5. 人々が神の国の価値観を喜びをもって受け入れている。そして次の世代へと引き継いでいる。
　具体的に言えば、次のようなことが起こり始めると、ある地域（国）に「トランスフォーメーション」が起こっていると判断できるとのことです。（指標）
1. 政治的指導者たちが、公に自分たちが罪人であることを認め、神に依り頼むようになる。
2. 神の価値観による新しい法律、教育課程、商習慣が生まれていく。
3. 自然の環境が、本来の「豊かな命を育むことができる」姿に回復される。
4. 経済状況が改善するので、貧困の減少がはっきりと認められる。
5. 神の国の価値観が日常生活の中に取り込まれ、社会的な娯楽や非行が減るという明確な変化が認められる。
6. 社会のいたるところから、犯罪や汚職がなくなっていく。
7. 「地域社会をいやし、強めることは自分たちの責任である」と考えるクリスチャンたちによって、ボランティア精神が人々に広がる。
8. 希望と喜びが回復し、離婚、倒産、自殺者の数が劇的に減っていく。
9. 社会的、政治的刷新という霊的側面が、商業メディアの熱いテーマになる。
10. 神のすばらしさに圧倒され、感謝にあふれたクリスチャンたちが、周辺の地域社会や外国にまでリバイバルの火種を届けるようになる。

まず私たちが住む地域が、そして日本が、一日も早くこのような状態（トランスフォーメーション）になるように、祈りつつ働きを広げていきましょう。

神戸トランスフォーメーション祈祷会　スタート！

　　　　　　　　　　

第一回ＦＧＢ神戸トランスフォーメーション祈祷会が開かれました。この祈祷会は、神戸と日本のトランスフォーメーションを真剣に願い、共に祈ってくださる方々のために企画しました。

主は祈りに答え、１３名の方々（私を入れると１４名）を送って下さいました。しかも、教団や教派の壁を越えた、ＦＧＢらしいものでした。５名の方はカトリック、聖公会からも１名、プロテスタント教会からは７名の参加です。神父様が一人、牧師先生もお一人来て下さいました（ＦＧＢなので、『兄弟』と呼ばせていただきました！）。

まず全員で「トランスフォーメーション?」のビデオを見ました。これは、トランスフォーメーション・シリーズの第一作で、このビデオのおかげで全世界に主の素晴らしい御業が知れ渡り、いまの「トランスフォーメーション」ブームを生み出しました。

全員が感動しました。ビデオを観た後、車座になって一人一人が感想を述べ合いました。そして、神戸の町にトランスフォーメーションが必要なこと、日本にも必要なことを確認し、熱心な祈りを捧げました。

神戸は日本最大の暴力団の本部があるところです。また、「酒鬼薔薇聖斗」による児童殺傷事件もありました。地震で多くの方々が亡くなりました。家庭内暴力、セクハラなどの事件も頻発しています。学級崩壊もあります。クリスチャンがそれらのことに危機感を感じなければ誰が感じるのでしょうか。

今回集まった１３人は、今後も「とりなし手」として共に主に祈り続けることを申し合わせました。ＦＧＢ神戸では、今後毎月第３土曜日の午後６時からこの「トランスフォーメーション」祈祷会を開催します。次回、１２月１７日（土）もすでに勤労会館に部屋を予約しました（３０８号）。人数は問題ではないと考えています。私たちと一緒に祈ってくださる方、「トランスフォーメーション」を真剣に求める方を歓迎します。

また、第一土曜日（１２月３日）には、ＪＲ住吉駅南の「かごの屋」さんで、フェローシップ・ミーティングも開きます。メンバーの方に証しをしていただこうと考えています。

それから、次回の祈祷会では、「トランスフォーメーション?」を観たいと思います。すでにご覧になった方も、何度観ても恵まれ、教えられると思います。ご期待ください！

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地の癒し

主は地を癒される。次の御言葉はまさにトランスフォーメーションの約束ですね。

フィジーやバヌアツでは、トランスフォーメーションが来たとき地が癒され、考えられないような大きさの野菜ができたり、一度も実を結ばなかった木に一年に何度も実がなったり、海に大きな魚が帰ってきたりしているのです。

　　　　　　　　　わたしの名を呼び求めているわたしの民が

　　　　　　　　みずからへりくだり、

　　　　　　　　祈りをささげ、

　　　　　　　　わたしの顔を慕い求め、

　　　　　　　　その悪い道から立ち返るなら、

　　　　　　　　わたしが親しく天から聞いて、

　　　　　　　　彼らの罪を赦し、

　　　　　　　　彼らの地をいやそう。

　　　　　　　　　　　　　　（歴代誌第二 7:14）


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飢え渇き

今日、ある牧師先生がメールを下さいました。

「わたしの足元もそうですが、日本人は飢え渇きのもてない国民のようですね。働きさへすれば何とか食べていける！という現状にある故に、あえて命をかけ生涯をかけてまで、主の御業を求めようという渇きをもてないことは、ある意味、たまらなく不幸な気がします。（中略）先進国にトランスフォメーションが起こっていないと聞きますが、主の祝福が無くても？今で充分だ？と思っているのでしょう。」

オーティス師らによると、トランスフォーメーションが起こるためには、本気で主の訪れを待ち望み、祈り、行動する人が必要だということでした。たくさんでなくてもいい、いや、一人でもいいから、そういう人が出てこなくてはならないと。

日本や先進国のクリスチャンの中には飢え渇きがあまりないと思えますが、そのことに気が付いて、主に祈っている人がいることも確かです。そのような人が一歩踏み出すとき、トランスフォーメーションは起こり始めるのでしょう。

先の牧師先生は次のように書いて下さいました。

「FGBでの、この飢え渇きが本物として進められますよう、ひたすら祈っています。」

ＦＧＢの中から、トランスフォーメーションの鍵となる人が全国各地に起こされることを祈っています。私もそのような人にしていただけるように、皆さんと共に祈っていきたいと思います。

土曜日には神戸で祈祷会を持ちます。近くの方は、ぜひお越しください。

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