Archive for 22 October 2005

22 October

素晴らしい主に感謝!

                 友人の救い
                             FGB富山 中村成子
ハレルヤ! 主の御名を賛美します。
 昨年(2004年)の10月、私は主人と、私の友人の三人で神戸で行われた第15回FGB全国大会に参加しました。友人の名前は大坪公子さんといいます。彼女はまだ教会にも一度も行ったことが無く、このような大会も初めてでした。私は彼女と知り合ってから救われるように祈ってきましたが、まだ自分から福音を語ることがなかったのです。
 昨年5月か6月頃、『パッション』という映画を観に行ったことがきっかけとなり、彼女は聖書を初めて読み始めました。それまでの私たちの会話は、彼女の過去の話や他愛もない話が多かったのですが、聖書を読み始めてからは御言葉の話題が多くなってきました。私はあせらず、彼女から自発的に神様のことを聞いてくれるよう祈りました。
そして7月、私たち夫婦は全国大会の参加登録をしました。その時はまだ彼女を誘おうとは考えていなかったのです。が、ふと一緒に行けたらいいなと思い、8月の終わりの日「一緒に神戸に行かない? 私たちは集会に出るけど、大坪さんはいやだったらお買い物でも観光でもしてもいいし。どう?」「いいよ。」なんと即答してくれました。このすべてのことに主の導きがあることを信じ、この大会でイエス様と出会い、救われるように祈りました。9月のある日、祈っているときに「第一日の夜に救われる」と、なぜか確信が与えられました。それからは主への感謝の祈りに変わりました。
 主に期待しつつ、当日もドキドキしながら会場に入りました。あまり余計なことを言わないようにしていました。賛美が始まり、会場が主の臨在で満ちて会衆がひとつとなり、異言の祈り・・・彼女に聞こえているかも、どう思うだろう・・・いろんな思いがありましたが、主に委ねました。
 そしてメッセージが終わり、招きをされました。私はいままでの全国大会ではこんな招きはあまりなかったように記憶していたので驚きましたが、同時にやっぱりいま救われるんだと思いました。長い招きの時間でした。私も主人も、大坪さんが手を挙げて立ち上がるように祈りました。
集会は終わりました。でも彼女は私の横に座ったままでした。「何故・・・、あの確信は違っていたの?」感想だけでも聞きたいと思いながら、会場の出口まで来たとき、「ねえ、分からないことがあったんだけど」と彼女が言いました。私はドキッとして、「えっ、何?」「ハレルヤとアーメンって何? 初めて聞く言葉で意味が分からなかったから、立とうと思ったけど立てなかったよ。」「じゃ、イエス様のことは信じたの?」「信じたよ。でもハレルヤとアーメンのことを聞かれたらどうしようと思って、前に出れなかったよ。」「じゃ、戻って祈ってもらおうよ。」彼女の手を引いて会場に入り、塚本さんを見つけ、事の次第をお話しました。そして、メッセンジャーのテレンス・ケネディ師に通訳していただいて、悔い改めの祈りを導いていただいたのです。
 富山に帰って、翌週から彼女は私たちの所属する高岡バプテスト教会の礼拝に参加され、牧師に集会で救われたことを報告し、12月のクリスマスに洗礼を受けました。
あの救われた日から彼女の人生が変わったのです。イエス様の愛に満たされて、すべての価値観が変わりました。「私はイエス様に愛されているから、それで十分です」と誇らしげに言います。そして、こんなイエス様を教えてくれてありがとうと言ってくれました。また、異言がほしいと願い、私の家で導き、与えられました。それから、彼女の家族の救いのために、私たちは祈りました。
 今年1月17日、彼女の娘さんが私の家を訪ねてきました。そこで私は聖書から福音を語り、彼女も救われました。ローマ10章8節〜13節の御言葉の通りです。その娘さんもまもなく洗礼を受けます。ハレルヤ!
 大坪さんの家は、息子さんを中心に専業農家です。春には種を蒔き、また苗を植え、秋には収穫のときを迎えます。ですから、聖書のたとえが彼女にはよく理解できます。これも主の恵みです。
田植えのとき、彼女は祈りました。「主よ、あなたがお造りになったこの大地に田植えをします。祝福してください。私は植えるだけです。あとは主におまかせします。必要な天気と雨、でも台風はあまりいりませんから、よろしくお願いします。秋にはたくさんの収穫を与えてください。」主は祈りにこたえて下さり、見事なまでの栄光を現してくださいました。この日々の生活を通して、息子さんに証をしています。「おかあさんの神さま、イエス様は素晴らしい」と。『コシヒカリ』も選別で一等級と認定されました。これも稲刈りのときに主が確信を与えておられました。台風のときも恐れはありませんでした。悪しき力もことごとく打ち砕いて主は勝利を与えてくださいました。
 大坪さんが救われて一年が過ぎました。主はまことに真実なおかたです。愛に満ち、力があり、平安あれといつも私たちを支えてくださる素晴らしいお方です。この全能の神にとこしえに栄光あれ!


21:58:00 | president | | TrackBacks